Affinityでパッケージデザインデータを作ってみた

公開日:2026年7月28日 最終更新日:2026年7月30日

以前にCanva無料版でパッケージのデザインデータが作れるか試しましたが、今度は「Affinity」を使って同じようにデザインデータの作成ができるのか、やっていきます。

最初に必要な箱の展開図データについて

パッケージのデザインデータを作るにあたり、展開図のデータが必要です。
当社では展開図データはご発注後、無料でPDFとillustratorデータを作成し、お送りしています。
通常、illustratorやPhotoshopの場合は簡単に仕上がり線を消せますが、
Canvaの場合同様、Affinityも消す手間より仕上がり線を抜いた「トンボだけのファイル」に差し替えたほうが早そうです。
ちなみに当社ではご発注時にCanva・Adobe Express・Affinityで作るとお伝えいただければ「トンボだけのファイル」も作ってお送りします。

 

実践~それでは早速やっていきます。

①右上にある「ファイル」のマークをクリック。
はじめにトンボ、寸法線、仕上り線が入った展開図を開きます。

PDFを開くとこのようなオプションの設定がでます。
このときDPIを350、色空間をCMYKにしてください。
当社で印刷する際はCMYKで印刷するので、蛍光色やネオンカラーや鮮やかな色はくすみますのでご注意ください。
また、web検索で「RGBからCMYK カラーチャート」で検索すると色の変わり方の参考画像がアップされてます。当社よくある質問にも掲載しておりますのでご参考いただければと思います。

 

②展開図データが表示されたら、右側のレイヤーパレットの赤で囲まれた部分をクリックし、「ロック」を選択。
これでデザインの際に間違えて展開図を変形させてしまうことがなくなります。

 

③ここからデザインをお好みで作ってください。
全面に色を塗りたい場合は展開図から3mmはみ出して作ってください(塗り足し)。
はみ出させることによって加工の際にほんのちょっとカットがズレても紙の地色が出るのを防げます。

 

④デザインを作り終えたら、トンボだけのファイルに差し替えます。
「ファイル」から「配置」を選択し、トンボ、寸法線が入った展開図をアップします。
整列ツールを使うとぴったり中央に配置されます。

 

⑤右側のレイヤーパレットにトンボデータが追加されたことを確認してください。

 

⑥展開図データを選択し、かけていたロックを解除します。
先ほど追加したトンボデータを削除しないよう注意して展開図データを削除します。

 

⑦これでデザインデータ、トンボデータだけになりました。

 

⑧この状態で、「ファイル」から「エクスポート」→「書き出し」を選択。

 

⑨書き出し設定が出てくるので、PDFの欄から「PDF/X-4」を選択して書き出してください。

 

⑩書き出したPDFに問題はないか、Acrobat Readerなどで開いてチェックをしてください。

 

終わりに

Affinityでやってみましたが、いかがだったでしょうか?
Canva、Adobe Expressと続いてのデータ作成紹介でしたが、Affinityはデザインだけでなく画像の編集もできます。これまで試してみた2つに比べても、よりllustratorやPhotoshopに似ているように感じました。Adobe製品を触ったことがある方は感覚的に動かせるかもしれませんね。

操作方法ごとに丁寧なチュートリアルもあり、こだわりをしっかり詰め込んだデータが作れます。
有料版にアップグレードするとAIを使った編集が使えるようになりますが、無料版でも十分使えるサービスかと思います。
当社でご発注の際にAffinityで入稿される場合はお気軽にご相談ください。

試した人・文章とか図 企画部:山川