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箱の研究-第1回「表面加工の上から賞味期限のスタンプが押せるか?」

stamp-1 明けましておめでとうございます。

 今回は箱でよく使う表面加工の上から、市販されてるスタンプ台で賞味期限のスタンプが押せるかどうかを実験してみます。果たして結果はどうなるでしょうか?乞うご期待。
(実験者:山野)

〜この実験の目次〜

 1.今回実験したスタンプ台紙のご紹介  
 2.それぞれの表面加工に押してみた  
 3.実験のまとめ
 4.次回の課題

 

 

 

 

1.今回実験したスタンプ台紙のご紹介

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①水性顔料系スタンプ台
メーカー:シャチハタ
お値段:600円程度
製造:日本
会社にあった事務用のスタンプ台紙。

 

 

 

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②水性染料系スタンプ台
メーカー:(株)シスタ
お値段:100円程度
製造:中国
100円均一で買ってきたスタンプ台紙。
①のシャチハタよりは水っぽい感じがします。

 

 

 

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③油性顔料系強着スタンプ台TAT
メーカー:シャチハタ(株)
お値段:1,600円程度
製造:日本
パッケージ裏面の商品説明に
「これまで難しかった素材へのなつ印を可能にした特殊なインキを採用」
なんでも付きそうで頼もしそうです。
少し油性マジックのような匂いがします。

 

 

 

 

2.それぞれの表面加工に押してみた

 

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◇まずはそれぞれの表面加工にスタンプを押してみた直後の写真です。
表面加工なし以外に関してはスタンプを押してみると、最初はどれも滑って上手く押せませんでした。
(そのため、何度か押し直してる点は申し訳ございません。)
②の水性染料系インクに関しては押した瞬間からインクを弾いている感覚がありました。
①と③についてはインクが乗ってる感覚はありました。

 

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◇スタンプを押してから1分程度経った後、指でそれぞれこすってみた結果です。
③はこすってみても全くにじまない状態でした。
他は見ての通りで、一番左は①・②のインク共に若干にじんだものの他は豪快に滲みました。
ここで時間が経てば乾くのでわ?と思い時間を待ってみてることにしました。
 

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◇上の赤で丸した分が、5分ほど経ってからこすった分です。
①の顔料系に関しましては「表面加工なし」はにじみませんでしたが、
他は1分後の分よりは文字が残ったものの滲みました。
②は「表面加工なし」が少しにじむ程度に良くなったものの、他は1分後と変わらず、滲みました。
③は1分後と同じくまったく滲みませんでした。

 

3.実験のまとめ

今回実験してみてインク別に言えるレベルは下記のようになった。

①水性顔料系インク>
表面加工なしだけなら、乾くのを待てば、使えるレベル。

②水性染料系インク>
表面加工なしだけなら、①水性顔料系より乾くのを待てば、使えるレベル。

③油性顔料系インク>
特に箱の表面加工を気にせず使えるレベル。

①〜③を踏まえると、スタンプを押すところは表面加工なしに
しておくのが、ベストかと思いますが、いざとなったら③のような
インクもあるので安心といった感じです。
しかし、なるべく箱を作る前に「何で賞味期限を押すか?」は決めておいた方が良いかと思います。

ちなみにOPニスの場合は賞味期限を押すところだけスポットでニスを抜くことができますので、
おすすめです。

 

4.次回の課題

今回はインク別のスタンプ台で実験しましたが、スタンプ以外の賞味期限の印字もあるわけで、次回は
スタンプ以外の賞味期限の印字について、取り上げて行きたいと思います。題して「スタンプ以外の賞味期限の掲載って?」を近日予定します。

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